【京都・西大路三条】「COCO KYOTO(ココキョウト)」健康志向のローチョコレート、ビーントゥバーチョコレート専門店

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チョコレートを食べると太る、肌に不調が起こる。だから食べることに罪悪感がある!とお思いの方、多いのではないでしょうか?

そんな方に朗報です!
白砂糖を使わず、カカオが持つ栄養素をなるべく損なわないよう、健康的なチョコレートを作ることをコンセプトとして掲げているお店があるのです。

それは「COCO KYOTO(ココキョウト)」、京都府京都市中京区西ノ京三条坊町に本店を構えるチョコレート専門店です。

この記事では関西在住の筆者が実際に店舗を訪れ、COCO KYOTOの基本情報や商品について説明しています。
ぜひ記事を最後まで読んでCOCO KYOTOのこだわりに触れてみてくださいね。

Contents

COCO KYOTOの特徴

COCO KYOTOは京都の西院付近を中心にお店を展開するショコラトリーです。

ビーントゥバーチョコレートローチョコレートの専門店であり、白砂糖不使用グルテンフリーなど、美味しさと健康の両方を兼ね備えた商品がCOCO KYOTOの魅力。

健康に気を使っている方だけでなく、普段はそこまで神経質になっていない方でも、COCO KYOTOの美味しさと健康への取り組みを知れば「COCO KYOTOのチョコレートを食べてみたい」と思っていただけるはずです。

それでは、それぞれについて詳しく説明していきますね。

ビーントゥバーチョコレートについて

ビーントゥバー(Bean to Bar)とは、チョコレート製造手法のひとつでカカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して自社で製造することを言います。
カカオ豆の選別から自社で行うことで、ひとつひとつの製造段階で独自のこだわりを加えることが可能なため、既成のチョコレートを使うよりもお店独自の味を再現できるのです。

そんなお店のこだわりが表現されたビーントゥバーチョコレート。
COCO KYOTOではビーントゥバーチョコレートを使用した製品にタブレットチョコレートとボンボンショコラがあります。

中でもタブレットチョコレートは「インターナショナルチョコレートアワード」で受賞している商品がたくさん!
インターナショナルチョコレートアワードは優れたチョコレートを選考する世界的な大会で、日本が所属するアジア・パシフィック部門だけでも1000近い数のノミネートがあります。

2018年には「ベトナム85%」が、2020年には「ペルー50%」が銀賞を受賞しました。
その他にも銅賞を受賞した商品が多数!

COCO KYOTOのビーントゥバーチョコレートは世界的にも評価された美味しいチョコレートなのです。

ローチョコレートについて

皆さん、ローチョコレートって知っていますか?
「ロー」=「raw(生)」という意味なんです。「low(低い)」ではないんですよ。

チョコレートを製造する過程の中で、カカオ豆を焙煎するという工程があるのですが、通常焙煎温度は100℃~130℃程度。
その焙煎温度を48℃以下にすることで、カカオが本来持っている栄養素が損なわれずに摂取することができるのです。

加熱することで失われたり減少してしまう主な栄養素として、下記の4つが挙げられます。

フェニルエチルアミン

別名「恋愛ホルモン」とも呼ばれ、異性に好意を持ったり何かに集中したりしているときに脳下垂体から分泌される成分と同じもの

トリプトファン

別名「しあわせホルモン」と呼ばれる「セトロニン」を作るために必要な成分

オメガ6脂肪酸

白血球を活性化して病原菌などと戦う働きをもつ脂肪酸

ビタミンC

抗酸化作用と酵素を助ける作用を持つおなじみの栄養素

つまり、ローチョコレートとは、リラックスしてハッピーな気持ちにさせてくれ、なおかつお肌や健康に良いという、いいこと尽くしなチョコレートなのです!

COCO KYOTOではタブレットチョコレートとボンボンショコラにローチョコレートを使用した商品の取り扱いがございます。

白砂糖不使用について

COCO KYOTOでは、すべての商品で白砂糖ではなく、羅漢果や有機ココナッツシュガーなどの甘味料が使われています。

近年、白砂糖が身体によくないと囁かれるようになってきました。
なぜ白砂糖が体に良くないとされるのか、簡単に説明しましょう。

白砂糖はその精製の過程でミネラルなどの栄養素を失ってしまっており、黒砂糖などに比べるとショ糖(スクロース)と呼ばれる甘味成分以外がほとんど含まれていないのです。

そのため白砂糖は、血糖値を上げる、低血糖を引き起こす、抵抗力が落ちる、虫歯の原因になるなど、さまざまな健康被害を引き起こす可能性が高いと言われていました。

COCO KYOTOでは白砂糖の代わりに下記の甘味料を使用しています。

  • 羅漢果(GI値0・糖質0)
  • 有機アガベシロップ(GI値25)
  • 有機ココナッツシュガー(GI値35)

白砂糖を採らない食事法を取り入れている思想として、「マクロビオティック」というものがありますが、COCO KYOTOのチョコレートはマクロビオティックを実践している方でも安心して食べていただける商品です。

グルテンフリーについて

グルテンフリーとは、もとは小麦アレルギーやセリアック病という難病を持つ人々が、間違えてグルテンを含んだ食品を食べないように 取り入れられた食事療法でした。
しかし、最近では美容や健康のためにグルテンフリーを取り入れている人が増えています。

グルテンフリーによって得られる効果の一部として、下記のようなものがあります。

  • セリアック病や小麦アレルギー、グルテン過敏症などを防ぐ
  • 腸内環境を整え便秘や下痢を解消することで美肌へ導く
  • 血糖値の急激な上昇を抑えて生活習慣病を予防し、太りにくい体をつくることにつながる

COCO KYOTOでは小麦粉を一切使用せず、代わりに米粉を使用することで、グルテンフリーに取り組んでいます。

COCO KYOTOのおすすめ商品

タブレットチョコレート(板チョコ)

COCO KYOTOでは、多くのタブレットチョコレートの取り扱いがございます。
その種類は大きく分けてビーントゥーバーチョコレートタブレットとローチョコレートタブレットの2つ。

ビーントゥーバーチョコレートタブレットはベトナム、マダガスカル、インド、ペルー、ガーナ、ボリビア、インドネシア、エクアドルなど多くの産地のチョコレートを取り揃えています。
また、同じベトナムでもカカオの配合率が85%のものと70%のものがあるなど、豊富な選択肢があるのが魅力です。

お好みの産地がある方はもちろん嬉しいことですが、あまり詳しくない方も心配しなくて大丈夫!
ディスプレイには産地ごとの味の特徴がグラフで詳しく記載されています。店員さんに選ぶのを手伝ってもらうこともできますので、気軽に「一緒に選んでほしい」と伝えてみるといいでしょう。

ボンボンショコラ

COCO KYOTOのボンボンショコラはビーントゥーバーチョコレートを使用しているものと、ローチョコレートを使用しているものの2種類があります。

Bean to Bar Chocolat

産地別のビーントゥーバーチョコレートにガナッシュを閉じ込めたボンボンショコラのアソート。
3個入りアソートと5個入りアソートの他、地元京都の素材をふんだんに使用した「Bean to Bar Chocolat 京味5」の用意があります。

Raw Chocolat

カカオ本来の栄養素が詰まったローチョコレートがボンボンショコラになりました。3個入りアソートと5個入りアソートの用意があります。
もちろんこちらも白砂糖は不使用。美容に気を使う方への贈り物にもぴったりな一品です。

チョコロールケーキ

COCO KYOTOの生菓子の中で、定番商品といえばこのチョコロールケーキ。
スポンジはふわふわなのに且つしっとり。クリームも口当たりは滑らかで軽いのにしっかりとしたチョコレートの味を感じます。

全体的に「ふわふわ、しっとり」という印象で、口に含むと舌の上でさらさらと消えていきます。

これだけだと何となく物足りなさそうな印象を持つ方もいると思うのですが、ロールケーキの上にかかっているチョコレートのコーディングがアクセントとなって、味のインパクトと食べ応えがアップしています。

コーティングのチョコレートも甘いだけでなく酸味と苦味のバランスが良いため、スポンジとクリームを邪魔しない絶妙なバランス。

すっきりしているので、一切れと言わず二切れくらいぺろっと食べられそうなお味です。

実は筆者は元々生クリームが苦手で、ロールケーキを敬遠していたのですが、COCO KYOTOのロールケーキを食べて、ロールケーキに対する印象が変わりました!
プレーンなタイプではなく、チョコレート味というところも美味しさに拍車をかけているのかもしれませんが、本当にスポンジとクリームが食べやすくて美味しかったです。

オンラインショップやAmazonでも取り扱いがありますので、遠方の方もぜひお取り寄せしてみてください。

COCO KYOTOのカフェ情報

バレンタインシーズンはカフェの営業をお休みされるそうです。2021年2月15日(月)からカフェ営業再開予定だそうですので、ご注意ください。

COCO KYOTOは本店と2021年2月27日にオープン予定の西院店にカフェが併設されています。

こちらの記事では本店のカフェ情報をお伝えしていきます。

COCO KYOTO本店は入ってすぐレジカウンターがあり、続いて商品のショーケース、その奥がオープンキッチンとカフェスペースとなっています。
入店してから、まずはカフェ利用であることをお店の方に伝えましょう。

店内ではテイクアウトも可能なケーキを食べることもできますし、パフェなどのカフェ限定商品を食べることもできます。

COCO KYOTO本店のカフェは座席数約14席ほど。
筆者は休日の12時前後にお店にお邪魔しましたが、時期的な問題もあってかスムーズに席に着くことができました。

席からは工房が見えますので、待ち時間にも退屈しません。
筆者は席からぼんやり店内を眺めていましたが、しっかり見学したい場合はお店の方に断りを入れることをおすすめいたします。

お店を眺めていると、冷蔵庫にも「COCO」のロゴが刻印されているのを見つけました。
こういったちょっとしたこだわりが見えるとときめいちゃいますね。

COCO KYOTO本店の特徴は先述したとおり、工房がオープンになっていること。
カカオがふわっと香る店内にいると本当に幸せな気持ちになれるので、カカオフレーバーに包まれる贅沢な時間を楽しみたい方はぜひカフェを利用してみてくださいね。

COCO KYOTO本店の基本情報

住所〒604-8435 京都府京都市中京区西ノ京三条坊町15-3
アクセス阪急京都線「西院駅」徒歩9分、嵐電「西大路三条駅」徒歩3分
TEL075-874-4870
営業時間11:00-19:00(イートインLO 18:00)
定休日火曜日
席数約14席
URLhttps://coco-cacao.jp/
オンラインショップhttps://shop.coco-cacao.jp/
SNS /  / 
料金タブレットチョコレート1,250円(税込)~、ボンボンショコラ3個入1,190円(税込)~、ロールケーキ430円(税込)~など
  • 新型コロナウイルス感染症対策のため、営業時間等が変更になっている可能性がございます。詳細は直接店舗へお問い合わせください。

COCO KYOTO 本店までのアクセス

COCO KYOTO本店までは阪急電車か嵐電を使うのが便利です。
私は阪急「西院駅」から徒歩でお店まで向かいましたので、西院駅からのアクセス方法をご説明いたします。

西院駅に着いたらまずは西改札口から出ましょう。

改札を出てエスカレーターを上ると、出たところがすぐ交差点になっています。
目の前に「アフレ西院」という商業施設がありますので、そちらの方に向かって横断歩道を渡りましょう。

あとはひたすら直進です。

歩いて10分ほどすると、下記のような交差点が見えて来ます。COCO KYOTO本店まであと少しのサイン。
横断歩道を渡り、紫色の暖簾が見えたらお店に到着です。

ちなみに、先ほどの交差点のすぐそばに嵐電「西大路三条駅」がございます。
悪天候で歩くのが辛い日や、嵐山方面から来る方には嵐電の使用が便利です。


阪急西院駅から嵐電に乗り換えることも可能。
その場合は西院駅の北改札口から出ると、嵐電西院駅へ直結となっています。

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