三宮に次ぐ神戸の観光スポットである元町。
元町駅から徒歩6分という好立地にある、地元にも多くのファンを抱える隠れた名店「ラ・ピエール・ブランシュ元町店」をご紹介いたします。
この記事では大阪在住の筆者が実際に店舗を訪れ、ラ・ピエール・ブランシュ元町店の魅力を存分に解説しています。
チョコレート専門店が多く建ち並ぶ神戸でのチョコレート巡りの参考にしてみてくださいね。
ラ・ピエール・ブランシュ元町店の特徴
ラ・ピエール・ブランシュはチョコレートをはじめ、伝統的なフランス菓子を多く取り扱うチョコレート専門店です。
シェフの白岩忠志さんは有名ホテルに併設されるパティスリーなどを経験し、2003年に独立し開業、2005年にラ・ピエール・ブランシュ元町店を開きました。
「チョコレートをもっと身近に感じてほしい」という思いを持つシェフが掲げるモットーは「シンプル」、「ピュア」、「ナチュラル」。
チョコレートはとてもシンプルで、あまり手を加えなくても美味しさを表現できる率直でストレートな食べ物だと語る白岩さん。
なるべくシンプルな美味しさをそのまま味わえるような商品作りをしたいと考えているそうです。
ラ・ピエール・ブランシュの驚くべきところはその品数の多さ。
奥行きのある縦に細長い作りの店内には、左側にボンボンショコラや要冷蔵商品のショーケース、右側に焼き菓子やタブレットチョコレートなどが並ぶ棚が備付られています。
そしてお店の一番奥にはタルトなどのフランス伝統菓子を並べるテーブルが。
たくさんの商品がありますので、じっくり吟味してほしいところですが、数人のお客様が入店しただけでも、すれ違うのが難しくなってしまうので、お互い譲り合って商品を選びましょうね。
その素朴でシンプルながらも上品な味わいのラ・ピエール・ブランシュ商品のファンは数多く、お店に伺ってみたところ、こじんまりしたお店はお客さんでいっぱい!
お店の方におすすめを尋ねてみると、どの商品も良く出る人気商品とのこと。
確かにクチコミでもチョコレートが美味しいとおっしゃる方、タルトが美味しいとおっしゃる方、ジャムが美味しいとおっしゃる方など反応は様々。
豊富な商品の中からご自分のお好きな一品を見つけてみてくださいね。
アリさんマークの可愛いロゴの秘密
ラ・ピエール・ブランシュのパッケージや看板に使用されているアリさんマークの可愛いロゴ。 何故蟻というモチーフをチョイスしたのかというと、下記のような願いが込められているそうです。
- 働き者の代名詞である蟻のように、コツコツ真面目に地道に働く職人でありたい
- 甘いものに集まる蟻のように、たくさんの人が集まるお店になりたい
また、特徴的なアリさんの絵は、シェフの息子さんが描かれたとか。
一度見たら忘れない可愛さ。絵心ありますね!
ラ・ピエール・ブランシュ元町店のおすすめ商品
ボンボンショコラ
チョコレート専門店には欠かせないボンボンショコラ。
ラ・ピエール・ブランシュでも多くの取り扱いがあります。
決まったアソートの見本のようなものは見当たりませんでしたので、好きな味をチョイスすることにしました。
ショーケースの脇にボンボンショコラの説明書きが置いてあるので、それを見ながら選ぶと良いかと思います。
私が選んだのは、下記の6粒。
- グランカカオ(ビター):スペインのチョコヴィック社のクーベルチュールを使用したガナッシュ
- シトロンヴェール:ライムのジュレとホワイトチョコレートのガナッシュ
- バルサミコ:バルサミコ酢とポルト酒を加えたホワイトチョコレートのガナッシュ
- バジリコ:バジルとレモンを加えたホワイトチョコレートのガナッシュ
- ピスターシュ:ピスタチオとホワイトチョコレートのガナッシュ、アマレナチェリー入り
- スリジェ:焦がしバターを加えたホワイトチョコレートのガナッシュ、お酒に漬けたサクランボ入り
全体的に、チョコレートと素材の味をバランスよく楽しめるボンボンショコラでした。
特にグランカカオは癖が少なく食べやすいお味だったので、チョコレート初心者さんやあまり詳しくない方、冒険したくない方にもおすすめですよ。
タルト
ラ・ピエール・ブランシュ元町店の一番奥はタルトなど、フランスの伝統菓子のコーナーになっています。
私は持ち帰りに時間がかかってしまうことなどから、購入は見送ったのですが、このタルトのファンも多いようです。
ぱっと見は素朴な郷土菓子といった雰囲気ですが、その美味しさの虜になる方が多いみたいですね。
商品によって、ホールでの取り扱いがあるもの、ピースでの取り扱いがあるもの、大きめサイズがあるものなど、取り扱いは色々。
季節ごとに取り扱い商品も変わるようです。
InstagramなどのSNSでも商品の紹介がありますので、ラ・ピエール・ブランシュの公式アカウントをチェックしてみましょう。
焼き菓子
ラ・ピエール・ブランシュには焼き菓子も取り扱いがございます。
クッキー、パウンドケーキ、マフィン、フィナンシェなどなど、たくさんの種類があります。
クッキーひとつにしても、ナッツ入りのもの、ハート型のもの、アルフォートのようにチョコレートと組み合わせたものなど、様々です。
どれにしようか迷ったのですが、私はココア生地にココナッツを入れ、クッキーの半分をチョコレートでコーティングした「コンゴレ」を購入してみました。
滑らかなチョコレートの口当たりとココナッツ入りクッキーのサクサク食感が痛快で、甘味の中にもほんのり塩味を感じる美味しいクッキーです。
ココナッツ好きな方、サクサク食感がお好みの方におすすめいたします!
ラ・ピエール・ブランシュ元町店の基本情報
住所 | 〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目10-2 |
アクセス | JR「三ノ宮駅」徒歩14分、阪急電車「神戸三宮駅」徒歩8分、阪神電車「神戸三宮駅」徒歩12分、阪神電車「元町駅」徒歩6分、地下鉄「三宮駅」徒歩6分、地下鉄「県庁前駅」徒歩3分 |
TEL | 078-321-0012 |
営業時間 | 10:00~18:30(日曜日は18時まで) |
定休日 | 毎週火曜日 |
席数 | ー |
URL | http://www.la-pierre-blanche.com/top.html |
オンラインショップ | http://pbwebshop.cart.fc2.com/ |
SNS | / / |
料金 | ボンボンショコラ1個270円(税別)~、クッキー680円(税別)~、パウンドケーキ1カット250円(税別)~、タルト1ホール1000円~2500円前後 など |
- 新型コロナウイルス感染症対策のため、営業時間等が変更になっている可能性がございます。詳細は直接店舗へお問い合わせください。
まとめ
いかがでしたか?
数多くの商品の取り扱いがあるラ・ピエール・ブランシュ。
訪れる人はシェフの思いがこもった商品に魅せられ、リピーターの方も多いようです。
他の方が自分とは違った商品を買っているのを見ると「今度は自分もそれを試してみよう」と、またお店を訪ねてみたくなるのかもしれませんね。
かく言う私も、次はタルトやタブレットチョコレート、迷って買わなかったクッキーなど、また購入してみたい商品がいっぱいです。
そして、もし住まいの近くにこんなお店があったら急な来客時のお茶請け探しには持ってこいだなとも思いました。
その品揃えの豊富さから、ここに来れば何かが見つかる!と、困った時に頼りになるお店なのではないでしょうか。
お近くにお住まいの方、神戸方面に立ち寄る機会がある方、フランス菓子がお好きな方、ぜひ足を運んでみてくださいね。
- 味:
- 見た目:
- 雰囲気:
- コスト:
- 接客:
小さなお店ですが品数が豊富なので、店内をウロウロ。色んな商品を何度も見比べてコレ!と決めるまで、結構時間がかかってしまいました。
皆さんもお気に入りの商品に出会えますように!